- カラーシャンプーについて知りたい
- カラーシャンプーの選び方は?
- カラーシャンプーの使い方が知りたい
- おすすめのカラーシャンプーは?
カラーシャンプー使ったことありますか?
色落ちしたヘアカラーのサポートをしてくれたり、白髪染めとして効果を発揮してくれるものもあります。
同じカラーシャンプーという括りですが、特徴によって性質が違うので注意してください。
最近は、色々な種類のカラーシャンプーも出てきていて非常に効果的なものも増えているので、サロンワークでも色落ち対策におすすめしています。
- カラーシャンプーとは
- カラーシャンプーの選び方
- カラーシャンプーの使い方
- おすすめカラーシャンプー
おすすめのカラーシャンプーが知りたい人はこちら
カラーシャンプーやカラートリートメントもそうですが、使う事でヘアカラーの【色もち】が良くなると思われている人多いと思います。
だけど、正確には色もちが良くなるわけではなくて、カラーシャンプーなどはヘアカラーの色味を補うものです。
色もちを考えるなら、違った形でのヘアケアは絶対に必要になります。
色もちについて知りたい人はこちら→ヘアカラーの色落ちを防ぐ習慣&ホームケア【色持ちにおすすめシャンプーなどの選び方】
選び方も、カラーシャンプーには【紫】【ピンク】【ブラウン】など色味の数も増えていますが、ヘアカラーに比べると大まかな色分けになります。
なので、大きい枠で色味を合わせて選んであげると良いです。
種類としてはピンク・オレンジ・ブラウン・アッシュ・グレー・バイオレットくらいですね。
使い方も、メーカーによって違いはありますが、1回のシャンプーでイメージ通りの色味が入るものではありません。
使い続けて少しづつ着色していきます。
その分自分でやっても失敗が少ないということにもなります。
カラーシャンプーをうまく使えるとヘアカラーを長く楽しめます。
ハイライトやインナーカラーなどデザインを楽しんでいる人も、髪質的に色落ちが早い人も普段のシャンプーとは別に用意しておくのはおすすめです。
今回は白髪染めのためというより色落ちを補うためのカラーシャンプーを解説していきます。
この記事でカラーシャンプーについて理解して参考にしてください。
カラーシャンプーの目的
最近は色々なメーカーがカラーシャンプーを販売していて、少し前に比べると多様な色味でヘアカラーのサポートアイテムとしてサロンワークでもおすすめすることは多いです。
ブリーチなどで明るさだけ出して色味の作りはカラーシャンプーに任せていることもあります。
ただ、理解しておかないといけない事もあって、
- ヘアカラーの色落ちを補うもので色持ちを良くするものではない
- 色持ちを良くするというのは今のヘアカラーを保たせるイメージ
- 色を補うというのは色味を上書きしていくイメージ
- 染めたばかりの髪にカラーシャンプーを使うと綺麗な色味を失う可能性あり
ということです。
ここをごっちゃにして考えている人も多いと思います。
美容師さんでも同じような感覚でおすすめしていたりする人も多いです。
ただ、正確にはカラーシャンプーは色持ちを良くするものではなくて色を補うものです。
カラートリートメントなんかも一緒ですね。
カラーシャンプーは色持ちを良くするものではない
カラーシャンプーは色持ちを良くするものではなくて色を補うものと言われても、
一緒じゃないの?
と思う人も多いと思います。
確かに【もちを良くする】のも【色を補う】も目的としては同じようなものなので、カラーシャンプーは【色持ちを良くするもの】と思っている人が多いです。
ただ実際は違って、色持ちを良くするというのは、今のヘアカラーを出来るだけ保たせるヘアケアです。
ヘアカラーの色落ちを防ぐ習慣&ホームケア【色持ちにおすすめシャンプーなどの選び方】
カラーシャンプーができる色を補うというのは新たに色味を上書きしていくイメージです。
カラーシャンプーは手軽に色を補うシャンプー
色を補うというのは色味を上書きしていくイメージと話しましたが、カラーシャンプーには普段使われているようなシャンプーの成分とは別に【着色料】が配合されています。
この着色料がピンクやアッシュなどの色味を補ってくれます。
なので、色落ちしてしまった髪色を復活させるためにはカラーシャンプーはおすすめです。
ただ、せっかく綺麗に染めた髪にすぐ使ってしまうと、綺麗な色の上から更に色を上書きしてしまうので、暗くなったり色味が変わってしまったりで、綺麗な髪色が失われる可能性があります。
色落ちしてからカラーシャンプーを使うイメージが理想です。
カラーシャンプーの選び方
カラーシャンプーをおすすめすると、
何色のカラーシャンプーを使ったらいいの?
と聞かれることが多いです。
同じように思う人も多いと思います。
基本的なイメージとしては、
- 大きいくくりで色味の似たカラーシャンプーを選ぶ
- 単純に黄味を消したい場合は紫シャンプー
- 自然な感じで幅広く使えるのはブラウンシャンプー
です。
ヘアカラーに比べて色味の細かさはないので、自分の今のヘアカラーだとどれを使って良いのか迷ってしまうかと思います。
ここさえ抑えておけば大きく間違えることはないであろう3点を紹介していきます。
大きいくくりで色の似たカラーシャンプーを選ぶ
暖色系(レッド・ピンク・オレンジなど)か、寒色系(アッシュ・カーキ・グレーなど)といったくくりで分けるのがベストです。
その中でさらに細かく分けれるのであればその色味を使って下さい。
今回染めたヘアカラーの色味が見当たらなかったら、暖色か寒色かで見分けて下さい。
ちなみに暖色とも寒色とも言えるベージュ・モカ・ミルクティーみたいなカラーは、カラーシャンプーで同じような色味があればいいですが、ない場合はブラウン系がおすすめです。
単純に黄味を抑えたい場合は紫シャンプー
ブリーチなどの色落ちって黄色っぽくなってしまいますよね。
その時に単純に黄味を消したいとか、白っぽい色味にしたい場合は紫シャンプーがおすすめです。
ヘアカラーもそうですが、紫って色味を出すのって結構難しくてなかなか紫になりません。
理由としては黄色に対して紫が補色の関係になるので、ヘアカラーの場合は色味を打ち消し合って無彩色になるので、よほど濃い色味でないと紫にはなりにくいです。
なので、カラーシャンプーでも紫シャンプーを使ったからと紫にはならず、黄味を抑えたり白っぽく染まったりします。
自然な感じで幅広く使えるのはブラウンシャンプー
色味とかにそんなこだわっていなくて、
自然な感じが好き!
という場合は、ブラウンシャンプーがおすすめです。
あと、メーカーにもよりますがブリーチ毛に使うと【ベージュ】や【ミルクティー】っぽくなったりします。
ブリーチを使わないヘアカラーの色落ちにもブラウン系のカラーシャンプーを使えば自然に色が補填されて綺麗になるので、万人におすすめできます。
カラーシャンプーの使い方
カラーシャンプーがいいのは分かったけど、どうやって使うのか気になる人も多いと思います。
基本的な考え方として、1回のカラーシャンプーでイメージ通り色が入ることはありません。
なんなら、各メーカーにもよりますがほとんど色は入りません。
カラーシャンプー剤は割と濃厚色をしていますが、そのまんま髪に定着することはありません。
そこを前提に考えてもらっておすすめする使い方は、
- 色落ちが気になったら数日間カラーシャンプーを使う
- 髪色が落ち着いたら一旦使うのをやめていつものシャンプーに戻してあげる
といった感じで使って下さい。
使い慣れている人は自分なりの使い方があると思うので良いですが、初心者や使い方がいまいちわからない人はおすすめの使い方です。
1回のカラーシャンプーでイメージ通り色が入ることは少ない
前提の考え方として、1回のカラーシャンプーで色味がイメージ通りに入ることはまずありません。
数回繰り返すことで徐々に着色していくイメージです。
その分失敗は少ないと思います。
シャンプーなので、髪にもまんべんなく馴染むので、そこも含めて失敗が少なくて美容師さんもおすすめしやすいアイテムです。
色落ちが気になったら数日カラーシャンプーで髪を洗う
カラーシャンプーは色を補うもので前述していますが、綺麗な色味が残った状態でカラーシャンプーを使うとヘアカラーが上書きされてしまうので、色落ちが気になった時に使うのがベストです。
その時も1日のシャンプーではなかなか色は入らないので、数日間は繰り返しカラーシャンプーを使って下さい。
各メーカーによって色の入り方は違うので、なかなか日数や回数で決められません。
使いながら鏡で確認して下さい。
1日で数回シャンプーをして色を入れていく方法もありますが、シャンプーとしての成分能力で髪や頭皮に影響が出る可能性があるので注意して下さい。
何となく髪が落ち着いたら一旦使うのをやめていつものシャンプーに戻してあげる
体感で色が落ち着いたなと思ったら、1度カラーシャンプーを使うのをやめて、いつもお使いのシャンプーに戻して下さい。
この流れを繰り返すことで、ヘアカラーを長く楽しめるようになります。
おすすめカラーシャンプー3選
現在サロンワークでも色々なカラーシャンプーを使っています。
その中で継続して使っているものやお客さんからの声をもとにおすすめを紹介していきます。
hoyu SOMARCA(ソマルカ)シリーズ
カラーシャンプーとしてはとても人気のシリーズで、【紫・ピンク・オレンジ・ブラウン・アッシュ】の5色あります。
カラーシャンプーの中では比較的しっかり色味が入るイメージで、シャンプーとしては非常にマイルドで優しい洗浄力です。
強いて言えばピンクやオレンジの暖色の方がしっかり色が入ります。
洗浄力が優しいということは、逆に洗い上がりにもの足りなさを感じる可能性があります。
しっとり系のトリートメントを使っていたり、スタイリング剤を使っている人は落としきれず質感低下につながる可能性もあるので注意して下さい。
SOMARCAや後述するROYDなんかはドンキとかLoftなどでも買えますね。
FIOLE QUALUCIA(クオルシア)シリーズ
FIOLE(フィヨーレ)のクオルシアというカラーシャンプーのシリーズ。
カラー剤としてもクオルシアというシリーズがあって、とても鮮やかな色味を表現してくれます。
そのシリーズのカラーシャンプーなので、今まで使ってきたカラーシャンプーの中では一番発色が鮮やかだと思います。(ピンク・紫・アッシュ・オレンジ)
シャンプーとしても優しすぎず適度に洗浄力があるので、よほどバッチリスタイリングしている人以外は使いやすいシャンプーです。
ただ、ブラウンはなくナチュラルなヘアカラーを求める人よりかはブリーチなどを使ったデザインカラーの色落ちの補填として有効です。
ROYD (ロイド) カラーシャンプーシリーズ
ROYD(ロイド)のカラーシャンプーもおすすめです。
色味の種類は【紫・ピンク・シルバー・ブラウン・ブラック】の5種類です。
着色としては上記2つよりやや弱めな印象です。
どちらかというと、シルバーなどの赤味を抑えた色はしっかり発色するイメージです。
シャンプー剤としても、カルボン酸系洗浄成分がベースでシャンプー剤としても能力は高いです。
【弱酸性】シャンプーやボディーソープにもおすすめ!カルボン酸系洗浄成分
ただ、香りがトロピカルマンゴーの南国感ある甘い香りなので、そこは好き嫌いがあるかもしれません。
優秀なのに比較的コスパもいいのでおすすめです。
まとめ
今回はカラーシャンプーについて紹介しました。
カラーシャンプーを使うに当たって知っておくことは、
- ヘアカラーの色落ちを補うもので色持ちを良くするものではない
- 色持ちを良くするというのは今のヘアカラーを保たせるイメージ
- 色を補うというのは色味を上書きしていくイメージ(カラーシャンプーはこっち)
- 染めたばかりの髪にカラーシャンプーを使うと綺麗な色味を失う可能性あり
これらを理解できてないとせっかくのヘアカラーが台無しになる可能性があります。
カラーシャンプーの選び方は、
- 大きいくくりで色味の似たカラーシャンプーを選ぶ
- 単純に黄味を消したい場合は紫シャンプー
- 自然な感じで幅広く使えるのはブラウンシャンプー
カラーシャンプーはあまり細かい色分けはされていないので、ざっくり同じ仲間の色味のカラーシャンプーが選べるといいです。
使い方は、
- 色落ちが気になったら数日間カラーシャンプーを使う
- 髪色が落ち着いたら一旦使うのをやめていつものシャンプーに戻してあげる
カラーシャンプーを使い慣れている人は自分の好きな使い方でいいと思いますが、初心者やあまりうまく使えない人はおすすめの使い方です。
今市場にはたくさんのカラーシャンプーがあるので、おすすめを3つ紹介しました。
おすすめのカラーシャンプーが知りたい人はこちら
ヘアカラーを長く楽しんだり、色落ちのストレスを軽減させるため、是非カラーシャンプを使ってみて下さい。
参考になれば嬉しいです。
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