- トリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクの違いが分からない。
- 自分が使っているものが合っているのか知りたい。
昔から今でも、
トリートメントしてからリンスするの?
とか、
トリートメントとコンディショナーって何が違うの?
みたいな質問はよく受けます。
みなさんは明確な違いの定義わかりますか?
結論から言うと、
トリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクにおいて明確な定義分けはありません。
そう言われても美容師さんなども違いを説明してくれたりするので、信じ難いかもしれません。
確かに、ものとしてトリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクの違いはありませんが、メーカーとして一般的なイメージに合わせて作られているところはあります。
その辺はごっちゃになるかもしれませんが微妙に違いますよね?
一般的なイメージとしては、
- トリートメント・・・内部補修
- リンス・・・表面のコーティング
- コンディショナー・・・トリートメントとリンスの中間
- ヘアマスク・・・トリートメントの上位互換
こんな感じではないでしょうか?
- 一般的なトリートメント・コンディショナー・リンス・ヘアマスクのイメージの違い。
- 制作にあたってのトリートメント・コンディショナー・リンス・ヘアマスクの違い。
- ERu tretmentの製造元からの解答
これを知ることでヘアケアでこうしなきゃと思うストレスがだいぶ減ります。
美容師さんでも意外と分かってなかったりもあるので、色々な角度から解説していきたいと思います。
トリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクの種類名に明確な定義はない。
お世話になっている製造元へ、
例えばERu tretmentをリンスやコンディショナーという表現で売りたいと思った時に、
名称の申請とは別に成分や使用感などに制限や条件はありますか?
と送ってみました。
その答えは…
要はトリートメントだからこういう成分を入れなきゃいけないとか、リンスだからこういう作りにしなきゃいけないみたいな決まりはありません。ということです。
トリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクの呼び方は、各メーカーのさじ加減というか言いようですね。
トリートメントと言ってたら、それはトリートメントだし、リンスと言ってたら、それはリンスになります。
みなさんのイメージとメーカーの表現が必ずしも一緒とは限らないわけです。
トリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクという名称に固執しなくてOK
内部補修に特化したトリートメントでも、【トリートメント】と表現しない商品も多々あります。
内部補修に特化したトリートメントは基本的には質感が悪く感じることも多いです。
扱いにくくなるの嫌だし、意味なく何種類のケアするのは面倒だなという人は、名称に踊らされず好きな質感になるものを1種類使ってあげればいいと思います。
本当に目的別になっているなら重ねてつける意味はあるけど、そうじゃないトリートメントやリンス・コンディショナーなら重ね付けや用途で分けるのは無駄が多いので気をつけましょう!
一般的なトリートメント・コンディショナー・リンス・ヘアマスクの認識
みなさんが思うトリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクの違いって、
- トリートメント・・・内部補修
- リンス・・・表面のコーティング
- コンディショナー・・・トリートメントとリンスの中間
- ヘアマスク・・・トリートメントの上位互換
こんな感じだと思います。
だいたい美容師さんも同じイメージです。
自分もこう答えてた気がします・・・。
ヘアケアに意識の高い人は、
リンスかコンディショナーのどちらかを毎日使って、トリートメントまたはヘアマスクで週に数回もしくは特別なタイミングに集中ケア。
その後リンスかコンディショナーでコーティングと4種類を使い分けていってる人も多いのではないでしょうか?
一般的に思われているだろうイメージをもうちょっと細かく紹介します。
トリートメントのイメージは内部補修?
トリートメントと言われると、サロントリートメントなどイメージしやすいので、内部補修してくれて髪に良いもの。と思っている人が多いと思います。
そもそもトリートメントって【治療】という意味だから、内部補修に優れていて髪を復活させてくれるものがトリートメントのイメージではないですか?
週に数回しっかりお手入れをする感じで使ってる人も多いかなと思います。
リンス=コーティング剤
3種類の中では、毎日のお手入れ的なポジションで、1番お手軽で毎日使って髪を整えるイメージですかね?
内部補修というよりかは髪の表面をコーティングして、手触りや艶を出してくれるものがリンスのイメージではないでしょうか?
コンディショナーはトリートメントとリンスの中間
イメージとしては、トリートメントとリンスの中間的なものという感じで思っている人も多いと思います。
内部補修しつつコーティングもするというイメージですかね。
ヘアマスクはトリートメントの上位互換
ヘアマスクと聞くとなんだか高級そうな容器に入っていて、スパチュラですくってつける(あくまでイメージです。)髪のために手間もかけて行うトリートメントの上位互換的なイメージの人も多いと思います。
ヘアケアで大事なことは内部補修とコーティングのバランス。
Narucos labo.のトリートメント【ERu tretment】や【EReep】を製作の中で、いろいろなトリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクを発注して調査しました。
各メーカー製品としてトリートメントやコンディショナーと名乗ってはいますがメーカーによって作りが全然違います。
もしくは、トリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクがほとんど似たり寄ったりのどちらかです。
トリートメントを一般的なイメージ通り内部補修に特化した内容にして作っているメーカーもあるのですが、実際、内部補修に特化させるとコーティングが弱くなります。
コーティングが弱くなると、質感調整が少なくなるので、【高級な割に素っ気ない】質感になってしまいます。
ダメージが強い人だと、全然使えないトリートメントと感じてしまうこともあります。
髪の主な成分は【ケラチンタンパク質】で内部補修というとケラチンを使うことが多いですが、
髪の毛は非常に強固な【ケラチン】というタンパク質で出来ていて、ケラチンを効率良く補うことが内部補修になるのですが、強固ゆえケラチン自体は髪につけると固まってハリが出ます。(濃度や分子量によって違いはあります。)
※参考記事 髪の構造と「ケラチン」の性質
ダメージや乾燥している髪にハリが出るとトリートメントしてるのに収集つかなくなることになるので、髪には、手触り・質感の為のコーティングもとても重要です!
サロントリートメントはほとんどコンディショナー
内部補修とコーティングは同じように髪には大事なのですが、トリートメントのイメージ通り髪の補修に能力を振ると、
なんか質感イマイチだなぁ・・・
みたいなことになります。
なので、一般的なサロンメーカーさんのトリートメントは、上記のイメージでいうとコンディショナーに近い作りになっています。
本当に内部補修を極めたトリートメントは実際扱いが難しいし、なかなかマニアックな(褒め言葉です。)トリートメントを作るんだというイメージになります。
そういったメーカーさんは質感重視のリンスやコンディショナーがセットになっていたりしますね。
ただ、一般的にはできれば1種類でどうにかしたいと考えている人が多いと思います。
なので、表現はどうあれコンディショナーみたいな作りの方が、使ってる人の気持ち的に高い満足度を感じられます。
サロントリートメントのほとんどは一般的に思われてるコンディショナーに近い作りになっています。
実際、サロンメーカーだと【リンス】ってほぼ作られて無い気がしますね。
市販のトリートメントはほとんど同じ成分
市販のトリートメントとコンディショナーは、成分的なつくりを見るとほとんど一緒です。
メーカーによってコンセプトに沿った作りをしているところもありますが、だいたいはちょっと変える程度でほとんど同じなメーカーも多いです。
シャンプーは考えられていても、トリートメントはそうでも無いと感じるメーカーもあります。
例えば、トリートメントとコンディショナーを両方順番に使いたい人がいたとしたら、市販のアイテムは同じものを別々に買ってると言っても良いくらい一緒でした。
まとめ
今回はトリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクの違いについて紹介しました。
結論を言えば、
トリートメント・リンス・コンディショナー・ヘアマスクにおいて明確な定義分けはありません。
各メーカーで定義分けをされていたりはありますが、アイテムとしての分ける決まりはありません。
一般的に思われているイメージは、
- トリートメント・・・内部補修
- リンス・・・表面のコーティング
- コンディショナー・・・トリートメントとリンスの中間
- ヘアマスク・・・トリートメントの上位互換
といった感じなので、これに合わせているメーカーは多いです。
名称にとらわれずヘアケアにおいて大切なのは、内部補修とコーティングのバランスです。
そう言った意味ではサロン専売トリートメントは【コンディショナー】的な作りのものが多いです。
Narucos labo.の【ERu tretment】も近いかもしれません。
\ ERu tretmentの購入はこちら♪ /
【EReep】はヘアマスクに近いです。
\ EReepはこちら♪ /
興味があれば是非!
参考になれば嬉しいです。
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