- 寝癖ってなんでできるの?
- 寝癖の直し方が知りたい!
みなさんは、朝起きたら髪の毛爆発!とか、ピョンピョン跳ねちゃってるって事ありませんか?
大抵の人は経験あると思います。
そうなると朝から鏡の前で、寝癖を治すのに必死になりますよね。
寝癖がつく理由としては、寝てる時に寝相や寝返りを打った時に髪が不自然に癖づいてできてしまいます。
その時に、
髪が濡れたままの状態だと寝癖はつきやすいです。
髪の毛は濡れている状態から乾く過程で形を覚えていきます。
これは普段のブローなんかのヘアセットと通ずるところがあります。
なので直し方としても、もう1度濡らし直してあげるのが一番手早く簡単に直せる方法です。
方法としては2つ
- 全体に濡らし直す方法
- 寝癖部分をピンポイントで直す方法
があります。
シャワーなどで全体に濡らし直せれば良いですが、朝なかなか時間がないと乾かし直すのも大変ですよね。
そういった時はヘアミストなどでピンポイントで濡らし直してあげるのもいいと思います。
ただ、ピンポイントで直そうとしても失敗してしまった経験もありますよね?
そんな人にも解説してるので【寝癖部分を根本から濡らしてあげる】を見てください。
- 寝癖がつく仕組み
- 寝癖の直し方
- 寝癖がつかないための方法
18年の美容師歴の中で感じたり学んだ髪の仕組みを踏まえて解説していきます。
これを知ることで、朝のスタイリングがストレスなく素早くなるのは間違い無いです!
寝癖は髪が濡れたまま寝たりするとつきやすい
寝癖は乾いた髪より濡れたままの髪の方がつきやすいです。
理由としては、
髪の毛は濡れた状態から乾いていく過程で形を覚えていくからです。
ブローやドライなども割と同じ原理を意識しながら行うとうまくいきます。
濡れたままというのは髪が弱い状態ではあるので、ダメージなども受けやすいです。
美容師さんとかに、
お風呂上がりは髪を乾かしてね!
といわれると思うのですが、ダメージケアの他にも寝癖がつきにくくなる効果もあります。
髪は濡れた状態から乾いていく過程で形を作っていく性質がある。
髪の毛には形を構成していく中で何種類かの【結合】があるのですが、その一つに【水素結合】というのがあります。
その特徴としては髪は濡れた状態だと結合が切れて、乾くと結合がつながります。
この特徴を意識しながら美容師さんはドライやブローをして髪を綺麗に乾かしていきます。
寝癖がつく理由としては似た仕組みなので、髪が濡れた状態や湿っている状態のまま寝てしまうと寝相などで髪が擦れながら乾いていくので、爆発したり跳ねたりしてしまいます。
髪の毛には【水素結合】【イオン結合】【シスチン結合】【ペプチド結合】と言われる4つの結合があります。
寝癖の直し方はしっかり濡らしてあげる
一度寝癖がついてしまった髪はブラッシングやブローなどで、どう頑張ってもなかなか直りません。
うまく力技で抑えたとしても、時間が経てばすぐ現れてきます。
寝癖を直すためには、
髪を濡らし直す行為は必須です。
シャワーなどで濡らしてあげれば十分ですが、ヘアミストやドライシャンプーなんかを使ってあげても良いと思います。
【水なしスッキリ】ドライシャンプー完全攻略【ベタつき・匂いを抑える】
今回は、
- 全体に濡らし直す方法
- 寝癖部分をピンポイントで直す方法
を紹介していきます。
寝癖の直し方vol.1 髪全体を濡らし直す
1番手っ取り早いのは、髪全体を濡らして乾かし直すことです。
髪を濡らして1度リセットしてあげてるイメージですね
髪全体を濡らしてあげることによって癖は全部消えます。
その状態で乾かし直してあげると、癖が消えてストレスなくスタイリングができます。
寝癖の直し方vol.2 寝癖部分を根本から濡らしてあげる
全体を濡らして乾かし直す時間は無いなぁ・・・
という人も多いとおもうので、部分的に濡らしてあげるコツを紹介します。
寝癖は、はねたり膨らんだ部分だけ濡らしたらOKだと思いがちですが、実は髪の根本部分から癖がついていることが多く、髪の毛の根本から濡らしてあげないと寝癖は直りません。
寝癖が付いちゃってる部分の頭皮に近い根本部分からスプレーやミストで濡らしてあげてから乾かしてあげましょう。
そうすることで不思議なくらいすんなり寝癖がとれます。
ハネたり膨らんでしまってる髪の根本部分までたどって、濡らしてあげましょう!
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オイルやクリーム系の洗い流さないトリートメントは不向き
寝癖の仕組みからもわかるように、直すためには髪の毛に水分が必須です。
オイルやクリーム系のトリートメントはどちらかというと油分が多いので髪を綺麗にするためには大切ですが、寝癖に関してはこれだけでどうにかするのは難しいです。
つけるにせよ寝癖を直すためとは別物として、一旦濡らしてあげる事は覚えといてください!
寝癖を治すには【水分】は必須です!
寝癖をつきにくくするためにはしっかり髪を乾かして保護してあげる
寝癖がつく理由としては、
【水素結合】の特徴のもと、濡れた状態から乾く過程で寝相や寝返りで癖がついてしまってできる。
ということは理解できたと思います。
そんな中で、寝癖のつきにくくなる習慣も解説していきます。
結論から言うと、
- ドライヤーでしっかり乾かす
- 髪型によってはストレートアイロンもあり
- 洗い流さないトリートメントで髪を保護してあげる
寝癖がつく以外でも、濡れた状態の結合が切れて弱っている髪が摩擦を受けるのは非常にリスクが高いです。
ダメージにも寝癖にも、なるべくドライヤーで乾かしてあげて寝るようにしてください。
ドライヤーでしっかり乾かす
たびたび出てきてはいますが、【水素結合】は濡れた状態だと切れていて乾くと繋がります。
そういった特徴を持っている結合なので、しっかりドライヤーで乾かしてあげるのは必須です。
乾かす習慣のない人はひと手間かもしれませんが、寝癖や髪への負担軽減のためにも乾かしてから寝るようにしましょう。
髪型によってはストレートアイロンでまとめるのもあり
髪の長さやヘアスタイルにもよりますが、ストレートアイロンで熱を加えてあげるのも効果的です。
髪全体の【面・流れ】を一定に整えてあげた方が寝癖はつきにくいです。
デザイン的にストレートロングより動きのあるショートスタイルの方が寝癖がつきやすい理由にもなります。
洗い流さないトリートメントで髪を保護してあげる
なるべく寝癖をつけない為には、ヘアオイルやヘアクリームの洗い流さないトリートメントは効果的です。
髪をコーティングなり補修なりで保護してくれるので、髪がしなやかになって寝相などで跡がつきにくくなるので、寝癖も抑えられます。
軽めのヘアクリームとして【Sincere cream】はおすすめです。
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まとめ
朝の身支度の時に厄介な【寝癖】について話しました。
寝癖ができる理由としては、
髪が濡れていて寝ながら乾いていくと寝癖はつきやすいです。
理由は【水素結合】が関係しています。
水素結合の特徴は、
濡れている時は切れていて、乾くと繋がります。
この時に変な跡が髪につくとそれが【寝癖】になります。
ドライやブローも同じ特徴を意識して活かしながら行われています。
寝癖を直す方法は、髪を水分でちゃんと濡らすことです。
髪を濡らし直す行為は必須です。
方法としては、
- 全体に濡らし直す方法
- 寝癖部分をピンポイントで直す方法
を紹介しました。
根本的になるべく寝癖がつかないようにするには、しっかり乾かして髪を保護してあげてから寝ることが大切です。
特に乾かす事は必須です。
ただ、それでも何かしらの理由で寝癖がついてしまうことはあると思うので、特に【直し方】は覚えておくと良いです。
参考になれば嬉しいです。
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