- ヘアケアでのオリーブオイルの効果を知りたい
- オリーブオイルのメリット・デメリットは?
- 食用のオリーブオイルとの違い
ヘアケアやスキンケアでオリーブオイルが使われていたり、ピュアオイルとして100%オリーブオイルのアイテムがあったりします。
100%オリーブオイルが欲しい人はこちらをチェックしてみてください。
オリーブオイルは色々なケースで多様されていますが、化粧品成分として実際どんな油脂なのか髪や肌にどんな効果があるのか解説します。
結論から言うと、
- 髪・肌馴染みがよくサラッとした質感
- 比較的酸化安定性が高い
です。
もちろんデメリットもあって、
- 皮脂分泌の多い人・多い世代には向いていない
- 食用のオリーブオイルでもいいと思いがちだけど絶対NG
といったデメリットがあります。
どちらもオリーブオイルに限った話ではないですが、オリーブオイルの特徴ゆえに起きてしまうことが多いのであわせて紹介していきます。
- オリーブオイルの特徴
- 髪や肌へのオリーブオイルの効果
- オリーブオイルのメリット・デメリット
油脂を調べていく中で、オリーブオイルは割と早い段階で学びます。
汎用性も高く使い勝手の良い油脂なので、ぜひみてください。
オリーブオイルの効果・メリット【馴染みの良い質感】
化粧品表記としては、【オリーブオイルやオリーブ油・オリーブ果実油・オリブ油】みたいな表記がされています。
オリーブオイルは、人の肌や皮脂にも含まれているオレイン酸という不飽和脂肪酸が約75%と多く含有されています。
メリットとしては、
- 髪・肌馴染みがよくサラッとした質感
- 比較的酸化安定性が高い
オレイン酸はサラッと肌馴染みが良く柔軟性もあり酸化安定性も高いです。
髪・肌馴染みがよくサラッとした質感
オリーブオイルの不飽和脂肪酸は、
- オレイン酸・・・約75%
- リノール酸・・・約11%
- パルミトレイン酸・リノレン酸・・・1%以下
*参考記事・・・オリーブ果実油の基本情報・配合目的・安全性
オレイン酸が非常に多いですね。
オレイン酸は人の肌や皮脂にも存在するので、肌馴染みの良いサラッとした質感になるのが印象的です。
比較的酸化安定性が高い
ビタミンEも豊富に含まれていて、オレイン酸と微量配合のトコフェロールやβ-カロテンの効果もあわせて、比較的高い抗酸化作用を発揮します。
油脂の中ではある程度高めの抗酸化力があります。
オリーブオイルのデメリット【食用はNG】
比較的バランスの良いオリーブオイルですがデメリットもあって、
- 皮脂分泌の多い人・多い世代には向いていない
- 食用のオリーブオイルをケアとして使う人もいるが基本NG
といったデメリットもあります。
オリーブオイルに限った話ではないですが、オリーブオイルの特徴として陥りがちではあるので紹介していきます。
皮脂分泌の多い人や若者世代にはあまり向いてない
オリーブオイルの主になっている【オレイン酸】は、皮脂の主成分でもあります。
髪や肌馴染みがいい反面、【皮脂の分泌の多い人】や【思春期・若者世代の人】が、オリーブオイルをケアオイルとして使うと、油分過多になって脂漏性湿疹やニキビ・かゆみなどの原因になる可能性があります。
さらに、油分を取るためやニキビを治そうと殺菌剤配合のシャンプーや洗浄力の強い洗顔などをして、肌が乾燥しやすくなってしまうと肌や髪にはかなり悪循環になります。
なので、皮脂分泌量の多い人は、オリーブオイル100%のヘアケア・スキンケアはせずに、微量配合のもので対応した方がいいと思います。
食用オイルをヘアケアなどに使用するのはNG
基本的に食用と化粧成分だと精製グレードが違っていて、化粧成分の精製グレードの方が高くなります。
なので、食用だと旨味や栄養になる不純物が肌につけたら刺激になるという事はよくあります。
なので、食用オイルは使わないようにしてください。
使うなら化粧品分類のオリーブオイルを使いましょう。
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小豆島ヘルシーランド ジ・オリーブオイルFミニたまに「私は平気」的な人もいますが、不純物での影響の話なので運要素が強い気がします。
自分でやる分には好き好きですが、十分に理解はして欲しいです。
石鹸の原料としての特徴も
石鹸は基本的に水酸化Kor水酸化Na+飽和脂肪酸(ラウリン酸とかパルミチン酸とか)を混合して石鹸になります。
その中で不飽和脂肪酸の【オレイン酸】を使って石鹸が作られるものもあります。
その時に使用されるのはオリーブオイルが多く使用されます。
成分名は【オリーブ脂肪酸Na】と記載されています。
割と高級嗜好の石鹸になります。
オリーブオイルの効果とメリット・デメリット〜まとめ〜
化粧品成分的には、もっと欲しい効果に対して適正な油脂もありますが、オリーブオイルは平均点の高い万能の油脂です。
メリットとしては、
- 髪・肌馴染みがよくサラッとした質感
- 比較的酸化安定性が高い
とあります。
デメリットは、
- 皮脂分泌の人や世代には向いていない
- 食用のオリーブオイルをケアとして使う人もいるが基本NG
オリーブオイルは非常におすすめできますが、皮脂多いタイプの人や思春期世代の人は注意してください。
割と安全性が高くて平均点の高いオリーブオイルですが、デメリットもあるので意識しながら使ってみてください。
参考になれば嬉しいです。
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