- シャンプーの効果をあげたい
- シャンプー前にブラッシングするといいって聞くけど理由を知りたい
- ブラッシングのやり方を知りたい
正直ヘアサロンでも最近はやることが少なくなっているかもしれない【シャンプー前のブラッシング】
だけど、実際は非常にいいことがあるのがブラッシングです。
シャンプー前にブラッシングなんかやる意味あるの?
そう思っている方もいると思います。
結論から言うと、シャンプー前にブラッシングをすることで、
- 皮脂などの油分や汚れを浮かせてシャンプーで落としやすくできる
- シャンプーなどの香りを髪に残しやすくできる
という効果が得られます。
- シャンプー前のブラッシングの効果
- ブラッシングのやり方
- おすすめのブラシ
今回はシャンプーやトリートメントの効果も倍増して、髪にもあなたの気持ち的にもいいことが多いシャンプー前の【ブラッシング】を紹介していきます。
ちょっとひと手間加えるだけで普通にシャンプーするより効果を得れるのでそんなテクニックを解説します!
正直、自分たちの時は美容師新人の時に習っていて、使い道少ないだろうなぁと思っていました。
だけど、実際ヘアケアアイテムを作る上で製造元の方にも言われたり18年の経験のなかで、
変えの効かない技術!
だと思うので、今回は【ブラッシング】について紹介していきます。
シャンプー前にヘアブラシを使うことでヘアケアの効果UP
ロングヘアの人とかはやってる人もいると思いますが、なかなか習慣としてやっている人は少ないかなと思います。
シャンプー前、というかシャワーを浴びる前の乾いた髪にブラッシングしてください。
そうすることで、
- 皮脂などの油分や汚れを浮かせてシャンプーで落としやすくできる。
- シャンプーなどの香りを髪に残しやすくできる。
という効果があります。
さらに毎日しっかりスタイリングしている人は、ヘアワックスなどが取れやすくなります。
なので何回も洗わないとワックスなど落とせないという人は、1度のシャンプーで落とせる可能性が高くなります。
注意点として頭皮を引っ掻いてしまうようなブラッシングは頭皮トラブルの原因になるので気をつけてください。
【ヘアブラシを使う効果1】油脂などの油分が取れやすくなる。
シャンプー前の乾いた髪の状態でブラシを使ってとかしてあげると、スタイリング剤や油分と髪との密着度が弱くなって、シャンプーで取れやすくなります。
なかなか落ちにくい油性成分も浮いてくるので、割と簡単に落ちます。
何回も洗わないとワックスなど落とせないという人は、1度のシャンプーで落とせる可能性高くなるでしょう。
【ヘアブラシを使う効果2】香りがつきやすくなる
以前、製造元さんと香りについて話したところ、
シャンプー前にブラッシングする事で、香りが残りやすくなりますよ。
ということを教えてもらいました。
シャンプー前に汚れを浮かせて取れやすくすると、物理的にシャンプー剤が髪について残りやすくなるので、香りも残りやすくなるそうです。
逆に、髪にスタイリング剤などが残っていると、香りが重なるので嫌な匂いがしやすくシャンプーなどの香りも変化してしまう可能性があるそうです。
ブラッシングのやり方【ヘアブラシの使い方】
効果はわかったけど、
どうやってやればいいの?
と思った人も多いと思います。
ヘアサロンなどでやってもらう【ブロー】とはまた違うので難しいことはありません。
特に決まりなどもないので、やらない方がいい事を覚えておいた方がわかりやすいです。
こういったブラッシングは絶対しないでほしいやり方を紹介していきます。
結論から言うと、
- 頭皮を引っ掻くようなブラッシング
- 絡んだ髪を解くのに無理やり引っ張る
この2点は髪にも頭皮にも悪いので、絶対にやめましょう。
逆に言えばそれ以外は特に気にしすぎることは無いので気楽にブラッシングしてください。
詳しく紹介していきます。
【NGなヘアブラシの使い方1】頭皮を引っ掻くようなブラッシング
まず頭皮を引っ掻くようにブラシを入れるのはやめましょう。
頭皮が傷つくので、フケやかゆみの原因になります。
頭皮にブラシが当たるのは気持ちいいので、適度に当てるのは良いですが、ガリガリ引っ掻くのは絶対NGです。
ブラシの側面を頭皮に当てて手首を返すようにブラッシングしましょう。
【NGなヘアブラシの使い方2】絡んだ髪を解くのに無理やり引っ張る
基本ブラシは根本から毛先にブラシを入れていくのですが、途中で髪が引っかかったりしたら、無理して引っ張ってはいけません。
一旦ブラシを抜いて、細かく引っかかりをほぐしてあげましょう。
あまりに絡まりの強い人は、毛先からブラシを入れて少しずつ解いてあげながら根元に向かっていくのが良いです。
最終的には、根本から毛先までブラシが通るくらいにして下さい。
シャンプー前に使うヘアブラシはクッションブラシがおすすめ
ロールブラシとかスケルトンブラシとか色々と種類はありますが、↑こういうタイプの【クッションブラシ】が一番使いやすいです。
種類によっては面も広いのでロングヘアの人にも使いやすくなってます。
ヘアブラシの毛としては、
- ナイロン毛
- 豚毛
- 猪毛
があります。
紹介していきます。
【ヘアブラシの種類1】ナイロン毛
メリットとしては、
- 扱いやすい
- 手入れしやすい
です。
これだけでもブラッシングの中では大事な要素ですよね。
- 静電気が起きやすい
ざっくり言うと、別の素材同士が擦れ合うと【帯電】するので静電気は起きやすいです。
静電気は髪のダメージの原因にもなるので気をつけたいポイントです。
【ヘアブラシの種類2】豚毛
豚毛は比較的柔らかい毛質が多いです。
- 毛質が柔らかいので、軟毛・細毛の人におすすめ
- 油分を纏っているのでブラッシングだけで艶が出る。
- 毛質が柔らかいのでちゃんとブラッシングされているのか感じにくい
人の髪と毛が素材的に一緒なので静電気は起きにくいです。
【ヘアブラシの種類3】猪毛
猪毛は比較的硬めの毛質です。
- 豚毛の硬い毛質バージョンなので硬毛・多毛の人にもおすすめ
- 油分を纏っているので静電気が起きにくく艶が出やすい
- 硬い毛質なので、頭皮を引っ掻きやすい
- 豚毛も同じですが獣毛は最初髪の毛を掴みづらい(少し上級者向け)
使い慣れると猪毛が綺麗な髪を作るのに1番おすすめです。
おすすめのヘアブラシ【メイソンピアソン】
メイソンピアソンはおすすめです。
髪質に合わせて3種類の硬さのある猪毛で出来ていて、猪毛とナイロン毛がミックスされたヘアブラシもあるので、初心者にもおすすめですね。
公式サイトは髪質・長さ・年代でブラシを選べるのでわかりやすいです。
口コミも多いですしね!
メイソンピアソンはブラッシングするだけで髪の毛がまとまる感じがします。
ヘアブラシとしては割高ですが、ブラッシングにもブローにも使えるので、長く使うことを思うと非常に良い商品だと思います。
まとめ
シャンプー前にブラッシングをすると、
- 皮脂などの油分や汚れを浮かせてシャンプーで落としやすくできる。
- シャンプーなどの香りを髪に残しやすくできる。
という効果が期待できます。
ブラッシングの仕方は特に決まりはないですが、
- 過度に頭皮を引っ掻くようなブラッシング
- 絡んだ髪を解くのに無理やり引っ張る
このようなやり方は髪や頭皮に大きく負担がかかるので避けてください。
【ブラッシング】込みでシャンプーしてあげると、汚れや油分を落としやすくシャンプーの良さを高められるので、よりヘアサロンのクオリティに近づくと思います。
ぜひ機会がありましたら、実践してみて下さい!
参考になれば嬉しいです。
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